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2012.03.11 英Gills#15 / 愛と名声の狭間で
来季の編成をどうしたものか。ジリンガムに来て以来、私は最も深い悩みに堕ちていた。

今季の躍進は本当に素晴らしかった。昇格はもちろん、まさか優勝なんて。
唯一ケチをつけるとしたら、FLトロフィー南の準決勝敗退ぐらいだろう。この大会はFL所属クラブのみで争われるカップ戦なので、チャンピオンシップに昇格する来季以降は出られない。L1に居る内に獲っておきたかったタイトルだが、ベスト8まで進出しながら(南北に分かれたブロックの優勝チーム同士で決勝が行われる)格下のL2クラブに足元をすくわれたのは残念だった。とはいえこの大会に敗退し、リーグに専念したからこその優勝かもしれない。それほど終盤、ドンカスターとのマッチレースは紙一重だった。

しかしその奮闘が故に、異例の二階級特進を果たした現有戦力への愛着を切り捨てられない。今の戦力ではチャンピオンシップじゃ歯が立たないことなど重々知りながら。

ジリンガムがどれだけ貧乏クラブかという話をしよう。
今季の契約選手と雇用スタッフの賃金を合わせた総人件費が1億7千万弱。これはオールドハムと並んでL1の最下位。ちなみにオールドハムの方は今季辛うじて降格を免れたリーグ20位に終わっている。この時点で今季のL1優勝、どれだけ毎日がジャイアントキリングだったか察してもらえたと思う。

更に馴染みに深いJリーグで喩えてみよう。2011年の総人件費、J1平均が13億5千万、J2平均で4億3千万。為替の問題はあるが、ジルズの1億7千万という額は水戸、北九州に勝り、草津、富山、岐阜に劣る。このJ2平均にも満たない経営規模のクラブが来季、「世界で最も裕福な二部リーグ」と呼ばれるフットボール・チャンピオンシップに挑むわけである。

当初の計画ではチームをスクラップ&ビルドするならチャンピオンシップに昇格したこのタイミングだと考えていた。L1~L2では極力補強せず、現有戦力を最大限活かした戦術を駆使して昇格を目指す。チャンピオンシップに上がったらグッと増えた予算を頼りにチームを一度解体し、自分好みの戦術に合う選手を引き入れて再構築する。そんな絵図を描いていた。

しかし今はどうだ。目論見どおり、二年連続の躍進によりスポンサー料は年々増額。理事会から与えられた来季の人件費予算は移籍分も合わせれば5億を超えた。にも関わらず誰一人まともな補強が出来ないでいる。移籍志願して抜けた選手の代わりにベンチは補修しても、だ。会長には人件費予算を上げる財政余裕があれば、銀行から借りている4億以上の負債をさっさと返済して育成施設を増強しろといいたい。

それぐらい私は今の君たちを愛しているのだよ。

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ちなみに昨季。

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