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2012.03.08 英Gills#14 / 奇跡を呼ぶ男
ついにやってきたL2第35節、同勝ち点で並走するドンカスターとの首位攻防戦。
ここまでリーグ最小失点の堅守で着実に勝ち点を積み上げてきたジルズを盾とするなら、得点王争いトップを快走するFWビリー・シャープを擁し、リーグ断トツの攻撃力を誇るドンカスターはさしずめ矛だろう。前回プリストフィールドの対戦では終始押されながら、MFウェストンの放った鮮やかなバナナシュートがゴール右隅を突き刺し、辛くも1-0でドンカスターを撃退した。

しかし今度は更なる苦戦が予想されるアウェイ決戦。4-1-4-1の守備的な布陣で臨むが、前半16分、左サイドを抜け出した相手のエースFWビリー・シャープに角度のないところから強烈なシュートを叩き込まれ、早くも先制を許す。「昇格したらこのレベルの化け物がうようよしてるというのか?」ゲームプランが崩れてしまい、その後も防戦一方。辛うじて前半終了の笛に救われる。

後半15分を過ぎてもスコアは0-1のまま動かない。「このままむざむざ敗れると思うなよ?」我が軍に失うものは何もない。アーセナルから借りている攻撃の切り札FWマーフィーを投入し、2トップで勝負に出る。

交替策は直接的ではないがすぐさま功を奏す。相手陣内に押し込んだところでウェルプデイルのロングスロー。ゴール前の混戦、こぼれ球を拾ったのはオーバーラップしていたDFフランプトン!ベテランの今季初ゴールはこの天王山で値千金の同点弾!

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あやまれ!!フランプトンさんにあやまれ!!

喜びも束の間、わずか3分後にドンカスターのMFリーマンズに華麗なハーフボレーを決められ、再び突き放されてしまう。しかし一度火のついたジルズの闘志は衰えない。諦めずに何度も波状攻撃を仕掛けPK奪取。これを交替出場のFWマーフィーが冷静に決め2ー2。まるで今季を彷彿するかのようなお互い一歩も引かない好勝負となった。

直接対決でケリをつけられなかった優勝争いはその後も試合毎に首位が入れ替わるマッチレースが続いたが、天王山の戦いで燃え尽きたのかどちらも不甲斐ない戦績。ジルズも私の就任以来初めての連敗や3点差を残り20分で追いつかれる大失態を演じながら、それ以上にドンカスターが失速して気がつけば勝ち点差は4に広がっていた。

最終節を残し、プリストフィールドで二年連続の優勝を決める。ジリンガム史上初のL1優勝、そして2005年以来8年ぶりのチャンピオンシップ復帰である。生え抜きスピラーの喜びたるや格別だろう。彼がプロデビューした頃の舞台にようやく戻れるのだから。

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バカ野郎、照れるじゃねえか

昇格クラブ、メディア予想19位という下馬評を覆しての優勝に国内では私への評価が劇的に高まっている。ビラス・ボアスに次ぐ「モウリーニョ三世」として、遅かれ早かれ他クラブから高待遇のオファーが届くだろう。だが答えはノー・サンキューだ。ジリンガムをプレミアに導くという私の初心は揺るがない。
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