--.--.-- スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2012.03.05 英Gills#13 / 冬の進軍
選手補強こそ守備陣の修繕だけに済ませたが、コーチングスタッフにはマーク・チェンバレンに続く元イングランド代表OBを招聘した。ベッカムやスコールズ、ギグスらと共にマンチェスターUの黄金時代を彩ったFWアンディ・コールである。

2012y03m03d_195718687-s.jpg
「年俸370万だってばよ!」

開幕戦を落とし、「さすがL1。厳しいシーズンが予想される、か」と思いきや、第2節からあれよあれよと5連勝。もちろんL2時代と比べて主導権を握れる試合は少ないが、テコ入れした守備陣が堅い。特に新守護神アレックス・マッカーシーの安定感たるやさすが元U-21代表というべきか、これまでのGKとはモノが違う。

第15節にはトランメアをかわして首位に立つ。
しかし冬の足音が聞こえるこの時期あたりから徐々にチームを暗雲が覆い始める。

最大の誤算は今季補強したCBタイロン・ローランである。オランダ領キュルソー代表の彼はシーズン中、再三に渡りW杯予選で離脱してしまう。リーグ戦出場よりも代表戦出場の方が多いくらいだ。やっと予選敗退して帰ってきたと思ったら肩関節を脱臼。これはもう終盤戦まで戻ってこないだろう。いくら能力が高くても心証はがっかりだ。

もう一つ痛手だったのはWGルーニーの長期離脱。元々L1に昇格した当初からチームの中で一番の壁にぶつかっていたのは彼だった。昨季までは楽々と相手DFをかわしていたドリブルが通用しない。守備を免除し、攻撃に専念させているこのインサイドFWが試合で消えているのが攻撃の手数が足りない要因である。それでもルーニーを起用し続けたのは彼の将来性を買ってのこと。実際、試合をこなすにつれ彼はL1にも通じる成長を見せ、得点に絡むシーンが増えてきた。ところがクリスマスを翌々日に控えたシュルーズベリー戦で膝の靭帯を損傷。21歳の彼はサンタになれなかった。

リーグ前半戦を首位と勝ち点2差で折り返したのは昨季と同じ展開。しかし手ごたえは全く異なる。昨季は余力十分、昇格はおろか優勝も確信に近いものがあった。しかし今季は全くの青息吐息。冬場に入ると毎試合のように選手が負傷で倒れてしまう。就任から一度も公式戦に起用したことのないリザーブ選手を出場させなければならないほどだ。

それでもリーグ随一の堅守と1トップ・アダムの得点力に支えられ、我がジルズは進撃を続ける。第30節ウィコンビー戦の勝利で10試合ぶりの首位浮上。続く第31節はアウェイで3位バーンズリーと。ここまで上位の勝ち点はジリンガム66、ドンカスター65、バーンズリー58。バーンズリーからすれば2枠しかない自動昇格を狙う上で絶対に落とせない試合。勝ち点3をもぎ取りに来るだろう。勿論こちらとしてもここでライバルを蹴落とせるに越したことはないが無理はしない。「10 on behind the ball」できっちりと守備から入る。

ポゼッションはくれてやる。リトリートした最終ラインと中盤できっちり守備ブロックを形成。シュートは打たれても決定機は許さない。「狙い通り!前半はスコアレスで凌ぎ、相手が前に出てくる後半にあわよくば」と攻略図を描き始めた前半38分、警戒していた相手のエースFWグレイへのマークが一瞬緩む。そこへ一本のクロスが……ゴール。前半も終わりかけに痛い失点だ。

しかし線審の旗!判定はオフサイドだ!

2012y02m29d_083025812-s.jpg
どう見てもオンサイドです。本当にありがとうございました。

誤審に救われ、狙い通り前半を0-0で折り返す。後半も状況は変わらず一方的防戦を強いられる中、自陣ペナルティエリア前でボールを拾ったCBフランプトンが前線へロングフィード。まぐれという名の乾坤一擲。これがちょうど相手のマークを外してフリーになりかけたFWアダムの足元にピタリと収まる。ハーフライン付近からスピードに乗ったアダムの突進。追いすがるDFを振り切り、冷静にGKとの一対一へ持ち込む。決めてくれアダム!お前はエースストライカーなんだ!

試合は終わった。お互いのシュート数3対14。もちろん前者がジリンガムで後者はバーンズリー。それでも勝ち点3はこちらのものだ。たまにはこんな日があってもいい。

これで昇格に青ランプが点った。
後はクラブ初のL1優勝に向かってドンカスターとのマッチレースだ。
Secret

TrackBackURL
→http://kenty20.blog15.fc2.com/tb.php/155-c820ba8d
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。