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2012.02.26 英Gills#11 / ゆく年くる年
今年一年の締めくくりに欧州トップリーグの戦績を見てみよう。

リーガ・エスパニョーラ
やはり二強の一騎打ち。三年連続のバロンドールに輝いたメッシ擁するバルセロナが「スペシャル・ワン」モウリーニョ率いるレアルを退け、四連覇達成。

プレミアリーグ
リヴァプールが独走で悲願のプレミアリーグ初制覇。一方、マンUはCL枠確保が精一杯の4位。アーセナルに至っては9位にまで落ちぶれ、長期政権を築いた知将ベンゲルはすでに更迭。現在は90年代にアヤックスで世界を席巻したオランダの名将ルイ・ファン・ハールが務めている。

ブンデスリーガ
盟主バイエルンが混戦を制し、覇権奪回。前年王者のドルトムントはまさかの11位に沈んだ。ゲッツェ、香川の動向が気になるところだ。

セリエA
インテルがユーベとのマッチレースを制し、二季ぶりの優勝。CL最後の枠となる3位にはミランやラツィオを抑え、フィオレンティーナが食い込んだ。ナポリ、ローマの名門もしぶとくEL出場権は確保している。

チャンピオンズリーグ
バルセロナが四連覇を果たしたリーガ・エスパニョーラ最終節から僅か六日後、欧州最高峰の舞台で再び相見えたリーガ二強。PKまでもつれ込んだ末、レアルが雪辱。2002年以来十年ぶりの欧州王者に。それにしても今大会、最も驚きだったのはデンマーク・コペンハーゲンの躍進だろう。グループリーグを突破すると決勝T一回戦でもロシアの強豪ゼニトを破り、ベスト8にまで駒を進めた。

ヨーロッパリーグ
CLベスト8に一チームも勝ち残れず散々だったイタリア勢。GL敗退でELに回ったナポリが決勝で名門マンUを破り、意地を見せた。



最後に今季のジリンガム選手評。

GK ロス・フリットニー
シーズン通してみれば及第点の出来だが、飛び出しを躊躇ったりボールを取りこぼして相手に得点を献上するシーンも何度かあった。英リーグ2ならともかく、上位ディビジョンでやっていくには力不足。ただ給料は安く、若手も伸び悩んでいるためサブGKとしてなら当分置いておきたい。

GK パウロ・ガザニガ
通年トップに帯同したものの出場機会はゼロ。待ちに待った消化試合を前にケガで倒れてしまった。相変わらず英語が覚えられず、チーム内の序列としては先にデビューを許してしまった年下のパートンに抜かれた印象。先は暗い。

CB マキシム・ブランチャード
FA獲得1年目。公式戦に全試合出場し、DFとしては異例の二桁ゴールを挙げた。その中にはクラウリーとの首位攻防戦、後半ロスタイムに挙げた値千金の同点ヘッドなど重要且つ印象的なゴールも多い。もちろん本職のDFとしても安定感抜群。ボランチもこなせるほどの的確なビルドアップでチームのポゼッションを助けた。不安定なフランプトンに替わる最終ラインの軸として来季以降も期待している。

CB アンディ・フランプトン
実績あるベテランとして最終ラインの軸になるかと思いきや、シーズン序盤から致命的なミスを連発。試合を重ねるにつれマシになってきたが、信頼を回復するまでには至らなかった。基本的な守備能力はともかく、この年齢で判断と集中が足りないのは看過し難い。オフの補強次第ではベンチ降格も有り得る。

CB マット・ローレンス
御年37歳でスピードの低下はいかんともし難く、バックアップに埋もれた副将。シーズン中、出場機会に不満を漏らす時期もあり放出も検討されたが、格安でバックアップ要員であることを受け入れたため契約延長。戦力としては計算していない。期待しているのは一刻も早いコーチ就任だ。

CB サイモン・キング
本職はCBだが、左サイドバックの守備固めとして地位を確立していた。ただ29歳にして早くもフィジカルの低下が指摘され始めており、ジルズにとってあまり将来のある選手ではないだろう。

CB イグナシ・ミケル
レンタル組の中で一番の期待株だったが、シーズン前にU-20代表のケガで出遅れたのが痛恨。好調なチームの中で居場所を失い、コンディションが戻った頃にはCBと左SBのサブを兼ねるベンチ枠は同タイプのキングが確立していた。将来のスペイン代表を狙う器としてはキャリアを大きく迂回することになった一年だろう。

RSB バリー・フラー
「ラグビーの方が向いてるんじゃないか?」と思うくらい魂のタックラー。それ以外には攻撃も守備も空中戦も能はない。逆にいえばそれだけでシーズン評価点7を超えた。個人的にはサイドバックにもビルドアップ能力を求めており、この熱い主将もいつまで腕章を巻いていられるか分からない。相手を削りまくるので他クラブからは大変評判が悪いだろう。

RSB マット・フィッシュ
フラーの欠場した試合では思った以上に堅実な穴埋めを見せた。ただサイドバックで一試合スタミナが持たないのは厳しい。未だ放出の有力候補なのは間違いない。

LSB ジョー・マーティン
ケガで出遅れたが、復帰後は彼の蹴るコーナーキックが大きな武器となった。アシスト11は中盤のウェストンに次ぐチーム2位。攻守にバランスの取れた左SB兼左SHとして来季も活躍が期待される一人。

DM ジャック・ペイン
ゴールに直結するチャンスメイクは少ないが、中盤の底から無理のない散らしでチームにリズムをもたらすゲームメイカー。パス成功率87%は今季の英リ-グ2で一番の数字。日本代表における遠藤同様、替えの利かない存在のため疲労との戦いはあったが、年間通して最もプレイの波が少ない選手だった。

CH チャーリー・リー
中盤で相手選手を追い回し続けたジリンガムの闘犬。選手としてピークに差し掛かっており売却も検討すべきなのだろうが、彼の気迫のこもったプレイを慕う仲間も多く、次期キャプテンとして長期契約する案も浮上している。

CH カーチス・ウェストン
新戦術「ウェストン・システム」の文字通り旗頭としてバックアッパーから抜擢した選手。必殺のスルーパスと技巧的なドリブルはジョー・コールを彷彿とさせる。イングランドでは異質のプレースタイルのため当初はフィットしなかったが、試合を重ねる毎に存在感を増し、重ねたアシスト数12はリーグ6位タイ。受け手に決定力があれば、アシストランクトップも狙えただろう。上位ディビジョンでどこまでやれるか。

CH ダニー・スピラー
交替出場し、10分もせぬ内にカニ挟みタックルで退場。三試合の出場停止を受ける残念な一幕もあったが、センターハーフ以外に右サイドハーフもこなせるベンチ要員としてチームを支えた。ジリンガムの貴公子として愛着もあり、できれば引退まで雇いたい選手。

CH ダニー・ジャックマン
スピラー同様、貴重なユーティリティとして通年チームに貢献。ただフィジカルと空中戦の弱さは致命的なので、安心して任せられるのは実際のところ左SHのみ。ただここはアタッカーのルーニーと攻守にバランスの取れたマーティンがおり、二人に勝るストロングポントのない彼はバックアップの便利屋でしかない。

CH レウィス・モントローゼ
第37節にようやくリーグ戦の出場機会が与えられ、いきなりセットプレーから得意のヘッドを決める鮮烈アピール。優勝が決まった終盤戦に起用チャンスが増えるかと思いきや不運の脱臼。持ってない。来季は放出も検討されるだろう。安定した守備力と他のセンターハーフにはない空中戦の強さは買っているのだが。

CH チャックス・アネケ
レンタル組の中で最も不遇だった選手。出場機会は僅か1試合45分に留まった。明らかな余剰戦力で本人も「こんなことなら設備の整ったアーセナルで練習してる方がマシだった」と思っているだろう。シーズン終盤にはリザーブの試合で足首を骨折してしまい、来季にも響きかねない長期離脱。最後まで報われなかった。

RSH クリス・ウェルプデイル
開幕はケガで出遅れるもコンディションが戻ってからはスタメン奪取。左サイドが攻撃的なだけに攻守のバランス取りに苦慮する右サイドだが、アーセナルから来たライバルと比べて空中戦と守備に分があった。ただややひ弱な面があるため通年レギュラーで使うことは難しく、能力の劣らないサブを置いておくことは必要である。

CH オグザン・オジャクプ
ウェルプデイルとローテーションで右SHのポジションを通年務めた。高いクロス精度を持ちながら目の覚めるような成果を残せなかったのは、そのクロスに合わせられる能力を持ったFWと戦術を敷いてなかったせいもあるだろう。

RWG ルーク・ルーニー
クロスが下手なのでそれならと左の高い位置に置き、ドリブルからのカットインで果敢にゴールを狙うインサイドFWに専念させた。シーズン序盤は決定力に欠いたが、徐々にチャンスを活かすようになり、終わってみれば15ゴール8アシストの活躍。選ばれたMOM7回はアダムと並びチームトップタイだ。ちなみにチームで一番最初に代理人契約をもちこんだ選手。これだけ活躍した21歳なのに給料の上がらない350万×長期契約なんて。お前、代理人に騙されてるぞ。

STジャミル・アダム
FAで獲得した今季公式戦全試合にスタメン出場し、大車輪の働きを見せたチームMVP。26得点およびMOM7回はいずれもリーグ3位タイ。小柄ながら抜群の足元の技術とキレのあるドリブルで相手守備陣を翻弄。一人で相手ゴールをこじあけるシーンも少なくなかった。ただシュートは数打ちゃ当たるタイプで入らない時は全く入らない。7試合連続ノーゴールということもあった。決定力に磨きをかければ上位ディビジョンでも得点ランクに名を連ねる活躍が期待できるだろう。スタミナが豊富にあり、交替要員がいらないことも◎。

ST リズ・マーフィー
試合終盤の切り札として挙げたゴールはいずれも貴重なものだったが、純粋なストライカーとしての能力は同胞アダムに勝るだけにベンチ待遇は不服だったろう。ただ彼の存在なくばここまで余裕のある優勝は出来なかった。来てくれたことに感謝している。

ST ステファン・ペイン
消化試合の第45節に交替出場し、アダムのクロスに飛び込んで待望のリーグ戦初ゴール。抜け出すスピードの速さには定評あるが、今のままでは完全な飛び道具。足元の技術やゴール前での冷静さを磨かない限り、先行きが明るいとはいえない。
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