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2012.04.12 英Gills#19 / 誰も期待していない中で全てを尽くした
まずはチャンピオンシップ8位という順位で今季を終えたことを称えたい。
これは02/03年に残したチャンピオンシップ11位を更新するジリンガム史上リーグ最高順位。メディアの多くが戦前、我らを断トツの降格候補に挙げる中で見事に予想を覆した。

今季は開幕から故障者が相次ぎ、メンバーを揃えるのに苦労した。
特に悲惨だったのが中盤センター。CH二枚に底一枚のトライアングルを7人で回すにも関わらず、序盤から毎節のように一人、また一人と戦線離脱。「全員一通りケガしたな」と苦笑いしていたら、間髪入れず二巡目が始まるという悪夢の展開。一時はWGチェンバレン、CBブランチャードを中盤に回さざるを得ないほど困窮極まった。

それでもよくシーズン後半までプレーオフ出場枠(6位以内)に食らいつき、レスターやリーズといった名門、古豪を抑えて一桁順位でフィニッシュしたと思う。並行するリーグカップでもプレミアのノッティンガム・フォレストを下して堂々のベスト16進出。まさに誰も期待していない中で全てを尽くした。

しかし、と同時に「ここまでだ」とも思う。
たとえケガ人が出ずとも、これより上の順位は望めまい。それほどトップグループとは力の差が歴然としていた。戦術では埋められない個の差が。

たとえばCBブランチャード。私の就任初年度に獲得して以来、三年連続リーグ戦全試合出場という実績が示す通り、彼はジリンガム最終ラインに欠かすことの出来ない中軸選手である。しかしその信頼厚いブランチャードであってもDJ・キャンベル(QPR)、カールトン・コール(ウェストハム)といったプレミア級のFWを相手にすると、ディレイしているにも関わらずあっさりブチ抜かれてしまう。つまるところ、現在の主力メンバーをベンチに追いやるほどの選手を補強しなくてはプレミア昇格など到底望めないということ。

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CBながらチーム2位となる8得点。守備でも安定感あるプレイを見せていたが……

現状、プレミアでも通用する潜在能力を有しているのはイングランドU-21代表主将のハリー・ケインだけだろう。これまでの補強は年俸1000万程度を目処に獲得していたが、より上を目指すため今後は3000万クラスも補強対象に加えるつもりだ。

クラブのハード面に言及すれば、今季は開幕からプリストフィールド(収容11582人)は連日満員札止め。平均集客率は脅威の98.95%だ。50%を割り込んでいた就任当初を思うとクラブ人気も上がったものだと感慨深い。しかしだな、私はそういうことを見越した上で以前から再三「新スタジアムを建設してくれ」「せめて席を増設してくれ」とお願いしているわけだ。それを拒否した結果、この一年でどれだけ機会損失したか分かってんのかよ。12月に入り、ようやく「増設ならいいよ」と拡張工事始めたかと思えば1000席足した程度の12500人収容。昔の近鉄花園ラグビー場かよ。

ジリンガムの試合は当分プレミアチケットです。ダフ屋に気をつけろ。

ST ハリー・ケイン
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来季を見据えてシーズン終盤から先発1トップに抜擢すると、強豪QPRやウェストハムから個人技でゴールを奪うなどスタメン7試合で4ゴール。地上で単騎特攻する以外能のないアダムと違い、ワンツーを繋いで味方と連動したり、ゴール前で相手を背負った状態から山下芳輝ばりの反転を決めたりとプレイの引き出しが多い。

CH チャーリー・リー
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新主将に抜擢も開幕5試合目にヘディングからの着地に失敗し、腕を骨折。ようやく復帰したかと思えばキックオフ直後、センターサークルでボールを受けた相手選手に猛然とダッシュし、唐突なカニばさみタックル!余裕で退場。出場停止3試合。闘志が空回りしすぎである。お前は闘犬でも闘将でもない、ただの狂犬じゃ。

CH カーチス・ウェストン
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今季初出場となった第6節リーズ戦、チームを勝利に導く2アシストでMOMも次節に負傷退場。以降、治っては怪我の繰り返しで計三度の戦線離脱。完全にキレを失ってしまった。チームへ残るには来季が正念場。

WG アレックス・チェンバレン
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親子鷹で世間を賑わした今回のレンタル移籍。リーグ戦全試合に出場し、7ゴール4アシスト。故障者の続出した中盤でも起用され、クラブ的には大いにありがたかった存在だが、彼自身のポテンシャルを考えると「もう少しやってくれてもよかったのでは?」と欲をかいてしまう。アーセナルの星ももう20歳。チャンピオンシップ程度なら無双して欲しかったというのが正直なところだ。

DM クストーディオ
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中盤が足りないため冬の移籍で緊急補強したポルトガル元U-21代表ボランチ。年俸はチーム最高額の2300万。しかしいくらリザーブ出場してもコンディションが一向に上がらないこととシーズン後半は生え抜きレジスタであるジャック・ペインが離脱せずに踏ん張ってくれたため、わずかトップ出場1試合に終わる。終盤に至っては英語が喋れないことからホームシックになり退団決定。就任以来、最低の失敗補強だった。

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2012.04.08 英Gills#18 / 闘犬が闘将に変わるとき
「監督!いつまでプロ野球スピリッツ2012やってるんスか!」
「いい加減に俺たちの面倒も見て下さいよ!」
「お、おう……」

8年振りのチャンピオンシップ挑戦を前に大急ぎで補強を進めるジリンガム。前回記載したイングランドU-21代表主将のハリー・ケインと提携アーセナルからのレンタル2名の他、7名(内レンタル1名)と契約をまとめた。中でも期待値の高い選手3名を紹介しておく。

ST ネイサン・エクレストン
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リバプールから放出されたところをFAで拾った快速FW。ジリンガムでは右ウイングへのコンバートを画策。年俸2000万は高く感じるが、ポーチャー兼ウイングとして二役張るなら元は取れる。アレックス・チェンバレンが去る来季以降、「右の槍」として主力に定着することを期待。

CB マニー・スミス
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空中戦に絶対の自信を持つ個のポテンシャルを秘めた黒人CB。懸念材料だったブランチャードの相方探しにもこれで一応のメドは立ったか。層の薄い右SBをこなせる点も○。

SB リー・モリヌークス
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L1コルチェスターから移籍金400万で買い取った中堅左SB。守備の軽さが目立つジョー・マーティン、衰えが見え始めたジロイド・サムエルに替わるレギュラー候補。セットプレーのキッカーとしても計算できる。

また実力不足から試合に帯同することの減ったフラーに替わり、チームメイトからの信頼も厚いMFチャーリー・リーを新主将に抜擢。「ジリンガムの闘犬」から「闘将」へ。劣勢に立たされても最後までも諦めずにボールを追うその背中こそジリンガムの旗印に相応しい。

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でも第5節で腕の骨折っちゃいました。てへ☆
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