--.--.-- スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2012.02.29 英Gills#12 / 日出處名将致書日沒處名将無恙云云
フランスを除き、強豪国が順当に本大会決勝Tまで駒を進めたユーロ2012。決勝はかつて「無敵艦隊」と揶揄された勝負弱さをすっかり払拭した世界王者スペインと、悲願の初優勝を狙うポルトガルのイベリア対決。下馬評ではスペインやや優勢の声も聞こえる中、ポルトガルが絶対エースC・ロナウドの2ゴールで快勝。スペインの連覇を阻んで栄光のアンリ・ドロネーを掲げた。先月のCLに続き、代表でも欧州の頂点に立ったC・ロナウドは、宿敵メッシから四年ぶりにバロンドール奪回。28歳にして選手キャリアのピークを迎えた。

2012y02m28d_074416828-s.jpg
ちんこもげろ

それにしても元世界王者フランスの凋落といったら。ベンゲルがアーセナルを辞任した数日後、電撃的に母国の代表監督に就任したが、安牌だったはずのユーロ予選でまさかの敗退。フランス代表の名声は地に墜ち、最新の世界ランクは40位。すっかり欧州中堅に落ちぶれてしまった。ベンゲルもこれまで築いた名声が一年で泥まみれに。代表監督の続投を表明しているが、2014年ブラジルW杯で汚名をそそぐか?

2012y02m28d_081639812-s.jpg
日没する処の名将

2012y02m23d_104805609-s.jpg
日出づる処の名将

いつか私もユーロのような檜舞台に自分の選手を送り込んでみたいものだ。

さて、現実に戻ろう。名将への道も英リーグ1から。
まずは今季の新加入選手。前述した元U-21代表GKマッカーシー以外の顔を早く覚えたい。

CB タイロン・ローラン
2012y02m28d_091704593-s.jpg
「キュラソーってなんだ?辛いソーセージのことか?」
「そんなベタなボケ似合わんから止めた方がいいよ」


オランダ領の小さな島キュラソー(人口17万人)に籍を置く不動の代表選手。昨季のレギュラーCBフランプトンが信用ならなかったので、彼をベンチに追いやるほどの即戦力を探していた。このレベルの選手がFA移籍、年俸880万で獲れたのは大きい。ただ年齢が年齢なので一時的な補填にしかならないだろう。

SBジロイド・サムエル
2012y02m28d_113200218-s.jpg

プレミアのアストン・ヴィラ、ボルトン等で主力を張った実績ある左SB。母国のトリニダード・トバゴでも代表に名を連ねている。現状、ジルズに本職の左SBはマーティンしかおらず、彼はサイドハーフで起用することもあるため確保した。FA移籍、年俸930万。こちらも財布に優しい買い物だ。

今季も提携を結んでいるアーセナルから選手を4名拝借。プレミアで不振に喘いでいるのに相変わらず太っ腹だ。内2名は昨季もお世話になったFWマーフィーとMFオジャクプ。才能の墓場に放り込まれることとなった新規2名を紹介する。

RSB カール・ジェンキンソン
2012y02m28d_112847828-s.jpg

母国フィンランドでは弱冠19歳で代表キャップを刻んだ期待の逸材もアーセナルでは所詮リザーブ。若くしてメンタル、知性、フィジカルに弱点はなく、ビルドアップにも期待が持てる。主将にして「魂のタックラー」フラーからレギュラーを奪うか。

DMF クレイグ・イーストモンド
2012y02m28d_091829484-s.jpg

このポジションにはまだ20歳ながら既にジルズのゲームメイカーとして確固たる地位を築いているJ・ペインがいるが、あまりタフではない彼の控えがいないことは懸念材料だった。アンカーとしての能力はJ・ペインより優れる。右サイドバックもこなせるユーティリティ性も買いたい。

リーグ1昇格で倍増した人件費予算は結局だだ余りになった。貧乏性と笑いたくば笑え。金を使うタイミングは今じゃない。私はいつもクラブの未来を見据えている。

シーズン前のメディア予想順位は19位だが、ブックメーカーによる優勝オッズでは6番人気に祭り上げられた。このギャップは何なのか。そもそもジルズの選手総年俸は1億5千万以下でオールドハムと並ぶリーグ最下位なのだ。残留を目標にするのが妥当だろう。
スポンサーサイト
2012.02.28 ここは初めてか?力抜けよ
どこのどいつだ、俺のブログを2chのFM日記スレに張った奴は!
いきなりカウンター回り始めてニヤけるじゃないか!けしからん!

それはさて置き、「イングランドなのにリーグ”アン”、リーグ”ドゥ”」の突っ込みナイスでした。恥ずかしながら全然気付いてなかった。そのうち直します。

「兄ちゃん、なんで二月すぐ死んでしまうん?」

日記を書くためにFMをプレイするようになり、FMをプレイするために生きる情熱を傾けていたら人生がお粗末。ふと我に返った時、壮絶な鬱に襲われてバファリンなのでそろそろブログ放置しようかと思ったのですが、こうもお客さん入ってきたら止められんじゃないか。もう少し力抜いた感じ(こんな感じ)で更新続けて行きますかね。
2012.02.26 英Gills#11 / ゆく年くる年
今年一年の締めくくりに欧州トップリーグの戦績を見てみよう。

リーガ・エスパニョーラ
やはり二強の一騎打ち。三年連続のバロンドールに輝いたメッシ擁するバルセロナが「スペシャル・ワン」モウリーニョ率いるレアルを退け、四連覇達成。

プレミアリーグ
リヴァプールが独走で悲願のプレミアリーグ初制覇。一方、マンUはCL枠確保が精一杯の4位。アーセナルに至っては9位にまで落ちぶれ、長期政権を築いた知将ベンゲルはすでに更迭。現在は90年代にアヤックスで世界を席巻したオランダの名将ルイ・ファン・ハールが務めている。

ブンデスリーガ
盟主バイエルンが混戦を制し、覇権奪回。前年王者のドルトムントはまさかの11位に沈んだ。ゲッツェ、香川の動向が気になるところだ。

セリエA
インテルがユーベとのマッチレースを制し、二季ぶりの優勝。CL最後の枠となる3位にはミランやラツィオを抑え、フィオレンティーナが食い込んだ。ナポリ、ローマの名門もしぶとくEL出場権は確保している。

チャンピオンズリーグ
バルセロナが四連覇を果たしたリーガ・エスパニョーラ最終節から僅か六日後、欧州最高峰の舞台で再び相見えたリーガ二強。PKまでもつれ込んだ末、レアルが雪辱。2002年以来十年ぶりの欧州王者に。それにしても今大会、最も驚きだったのはデンマーク・コペンハーゲンの躍進だろう。グループリーグを突破すると決勝T一回戦でもロシアの強豪ゼニトを破り、ベスト8にまで駒を進めた。

ヨーロッパリーグ
CLベスト8に一チームも勝ち残れず散々だったイタリア勢。GL敗退でELに回ったナポリが決勝で名門マンUを破り、意地を見せた。



最後に今季のジリンガム選手評。

GK ロス・フリットニー
シーズン通してみれば及第点の出来だが、飛び出しを躊躇ったりボールを取りこぼして相手に得点を献上するシーンも何度かあった。英リーグ2ならともかく、上位ディビジョンでやっていくには力不足。ただ給料は安く、若手も伸び悩んでいるためサブGKとしてなら当分置いておきたい。

GK パウロ・ガザニガ
通年トップに帯同したものの出場機会はゼロ。待ちに待った消化試合を前にケガで倒れてしまった。相変わらず英語が覚えられず、チーム内の序列としては先にデビューを許してしまった年下のパートンに抜かれた印象。先は暗い。

CB マキシム・ブランチャード
FA獲得1年目。公式戦に全試合出場し、DFとしては異例の二桁ゴールを挙げた。その中にはクラウリーとの首位攻防戦、後半ロスタイムに挙げた値千金の同点ヘッドなど重要且つ印象的なゴールも多い。もちろん本職のDFとしても安定感抜群。ボランチもこなせるほどの的確なビルドアップでチームのポゼッションを助けた。不安定なフランプトンに替わる最終ラインの軸として来季以降も期待している。

CB アンディ・フランプトン
実績あるベテランとして最終ラインの軸になるかと思いきや、シーズン序盤から致命的なミスを連発。試合を重ねるにつれマシになってきたが、信頼を回復するまでには至らなかった。基本的な守備能力はともかく、この年齢で判断と集中が足りないのは看過し難い。オフの補強次第ではベンチ降格も有り得る。

CB マット・ローレンス
御年37歳でスピードの低下はいかんともし難く、バックアップに埋もれた副将。シーズン中、出場機会に不満を漏らす時期もあり放出も検討されたが、格安でバックアップ要員であることを受け入れたため契約延長。戦力としては計算していない。期待しているのは一刻も早いコーチ就任だ。

CB サイモン・キング
本職はCBだが、左サイドバックの守備固めとして地位を確立していた。ただ29歳にして早くもフィジカルの低下が指摘され始めており、ジルズにとってあまり将来のある選手ではないだろう。

CB イグナシ・ミケル
レンタル組の中で一番の期待株だったが、シーズン前にU-20代表のケガで出遅れたのが痛恨。好調なチームの中で居場所を失い、コンディションが戻った頃にはCBと左SBのサブを兼ねるベンチ枠は同タイプのキングが確立していた。将来のスペイン代表を狙う器としてはキャリアを大きく迂回することになった一年だろう。

RSB バリー・フラー
「ラグビーの方が向いてるんじゃないか?」と思うくらい魂のタックラー。それ以外には攻撃も守備も空中戦も能はない。逆にいえばそれだけでシーズン評価点7を超えた。個人的にはサイドバックにもビルドアップ能力を求めており、この熱い主将もいつまで腕章を巻いていられるか分からない。相手を削りまくるので他クラブからは大変評判が悪いだろう。

RSB マット・フィッシュ
フラーの欠場した試合では思った以上に堅実な穴埋めを見せた。ただサイドバックで一試合スタミナが持たないのは厳しい。未だ放出の有力候補なのは間違いない。

LSB ジョー・マーティン
ケガで出遅れたが、復帰後は彼の蹴るコーナーキックが大きな武器となった。アシスト11は中盤のウェストンに次ぐチーム2位。攻守にバランスの取れた左SB兼左SHとして来季も活躍が期待される一人。

DM ジャック・ペイン
ゴールに直結するチャンスメイクは少ないが、中盤の底から無理のない散らしでチームにリズムをもたらすゲームメイカー。パス成功率87%は今季の英リ-グ2で一番の数字。日本代表における遠藤同様、替えの利かない存在のため疲労との戦いはあったが、年間通して最もプレイの波が少ない選手だった。

CH チャーリー・リー
中盤で相手選手を追い回し続けたジリンガムの闘犬。選手としてピークに差し掛かっており売却も検討すべきなのだろうが、彼の気迫のこもったプレイを慕う仲間も多く、次期キャプテンとして長期契約する案も浮上している。

CH カーチス・ウェストン
新戦術「ウェストン・システム」の文字通り旗頭としてバックアッパーから抜擢した選手。必殺のスルーパスと技巧的なドリブルはジョー・コールを彷彿とさせる。イングランドでは異質のプレースタイルのため当初はフィットしなかったが、試合を重ねる毎に存在感を増し、重ねたアシスト数12はリーグ6位タイ。受け手に決定力があれば、アシストランクトップも狙えただろう。上位ディビジョンでどこまでやれるか。

CH ダニー・スピラー
交替出場し、10分もせぬ内にカニ挟みタックルで退場。三試合の出場停止を受ける残念な一幕もあったが、センターハーフ以外に右サイドハーフもこなせるベンチ要員としてチームを支えた。ジリンガムの貴公子として愛着もあり、できれば引退まで雇いたい選手。

CH ダニー・ジャックマン
スピラー同様、貴重なユーティリティとして通年チームに貢献。ただフィジカルと空中戦の弱さは致命的なので、安心して任せられるのは実際のところ左SHのみ。ただここはアタッカーのルーニーと攻守にバランスの取れたマーティンがおり、二人に勝るストロングポントのない彼はバックアップの便利屋でしかない。

CH レウィス・モントローゼ
第37節にようやくリーグ戦の出場機会が与えられ、いきなりセットプレーから得意のヘッドを決める鮮烈アピール。優勝が決まった終盤戦に起用チャンスが増えるかと思いきや不運の脱臼。持ってない。来季は放出も検討されるだろう。安定した守備力と他のセンターハーフにはない空中戦の強さは買っているのだが。

CH チャックス・アネケ
レンタル組の中で最も不遇だった選手。出場機会は僅か1試合45分に留まった。明らかな余剰戦力で本人も「こんなことなら設備の整ったアーセナルで練習してる方がマシだった」と思っているだろう。シーズン終盤にはリザーブの試合で足首を骨折してしまい、来季にも響きかねない長期離脱。最後まで報われなかった。

RSH クリス・ウェルプデイル
開幕はケガで出遅れるもコンディションが戻ってからはスタメン奪取。左サイドが攻撃的なだけに攻守のバランス取りに苦慮する右サイドだが、アーセナルから来たライバルと比べて空中戦と守備に分があった。ただややひ弱な面があるため通年レギュラーで使うことは難しく、能力の劣らないサブを置いておくことは必要である。

CH オグザン・オジャクプ
ウェルプデイルとローテーションで右SHのポジションを通年務めた。高いクロス精度を持ちながら目の覚めるような成果を残せなかったのは、そのクロスに合わせられる能力を持ったFWと戦術を敷いてなかったせいもあるだろう。

RWG ルーク・ルーニー
クロスが下手なのでそれならと左の高い位置に置き、ドリブルからのカットインで果敢にゴールを狙うインサイドFWに専念させた。シーズン序盤は決定力に欠いたが、徐々にチャンスを活かすようになり、終わってみれば15ゴール8アシストの活躍。選ばれたMOM7回はアダムと並びチームトップタイだ。ちなみにチームで一番最初に代理人契約をもちこんだ選手。これだけ活躍した21歳なのに給料の上がらない350万×長期契約なんて。お前、代理人に騙されてるぞ。

STジャミル・アダム
FAで獲得した今季公式戦全試合にスタメン出場し、大車輪の働きを見せたチームMVP。26得点およびMOM7回はいずれもリーグ3位タイ。小柄ながら抜群の足元の技術とキレのあるドリブルで相手守備陣を翻弄。一人で相手ゴールをこじあけるシーンも少なくなかった。ただシュートは数打ちゃ当たるタイプで入らない時は全く入らない。7試合連続ノーゴールということもあった。決定力に磨きをかければ上位ディビジョンでも得点ランクに名を連ねる活躍が期待できるだろう。スタミナが豊富にあり、交替要員がいらないことも◎。

ST リズ・マーフィー
試合終盤の切り札として挙げたゴールはいずれも貴重なものだったが、純粋なストライカーとしての能力は同胞アダムに勝るだけにベンチ待遇は不服だったろう。ただ彼の存在なくばここまで余裕のある優勝は出来なかった。来てくれたことに感謝している。

ST ステファン・ペイン
消化試合の第45節に交替出場し、アダムのクロスに飛び込んで待望のリーグ戦初ゴール。抜け出すスピードの速さには定評あるが、今のままでは完全な飛び道具。足元の技術やゴール前での冷静さを磨かない限り、先行きが明るいとはいえない。
2012.02.25 英Gills#10 / 忙しなく過ぎる初夏
世界のボスマン移籍は冬のメルカート閉幕直後の二月からだが、ここイングランドの国内移籍は例外でクラブ所属選手に直接交渉できるのは契約切れの一ヶ月前、シーズン最終戦も済んだ六月からだ。各クラブのスカウティングが血眼になって未だ契約を渋る選手の動向を窺う最中、我がジルズはW杯でも活躍した某代表の中心選手と電撃契約を交わした。

「え、誰だろう?カズさんかな?モリシさんかな?」

2012y02m23d_102127453-s.jpg
「こんにちは、トーゴ代表のムスタファ・サリフです」

冗談はさて置き、彼は知る人ぞ知るトーゴ代表の絶対的司令塔である。クラブレベルでの目立った活躍はないが、アデバヨールらと共に2006年、同国を史上初めてのW杯に導いた英雄だ。プレミアの中堅アストン・ヴィラを自由契約になったところをいち早く捕まえ、これほど実績ある選手を格安の年俸520万で契約に漕ぎ着けたのは殊勲としか言いようがない。

更に今季の陣容を顧みて、上位ディビジョンのレギュラークラスと最も差があるように思われたGKに願ってもない候補がリストアップ。リーディングの若手GKアレックス・マッカーシーが監督から命じられた罰金処分に不満を露わにし、移籍リストに載せられたという情報をキャッチしたのだ。

2012y02m23d_102142187-s.jpg
長身194cmを活かし、ハイボールに絶対の自信を誇るイングランドU-21代表

先方が提示する移籍金700万はうちのような貧乏クラブでもギリギリ払える額。即座にオファーをかけたところ、どこからか動きが他クラブに漏れて危うく争奪戦になりかけたが、イングランドU-21代表にも名を連ねる若手のホープを無事ジルズに迎え入れることが出来た。ちなみにこれが私の就任以来、初めての移籍金支払いによる選手獲得である。

しかしその後が続かない。優勝賞金に加え、スポンサー料も増額。来季の人件費予算は今季のおよそ倍額2億3千万にも膨れ上がったが、肝心の使いどころ――補強ポイントが分からない。「遥かなるプレミアを見据えてテコ入れしろ!」と言うなら今のチームを解体させて、戦力を総入れ替えしなくてはいけなくなる。私は今のメンバーに愛着があるし、まだ多くの選手が伸びしろを残している。この戦力と戦術でどの程度上で通用するか見てみたいのだ。アーセナルとの提携関係も大きいだろう。足りない部分は無償レンタルである程度埋められる。残った人件費はクラブのハード面に回してもらえるよう、会長に進言してみるか。

2012y02m23d_102042578-s.jpg
冗談じゃないよ!
2012.02.24 英Gills#9 / 本当の戦いはこれからだ
リーグ優勝が決まる大一番を、私はプリストフィールドに押し寄せた観客と共にスタンドから見守った。前節ブラッドフォード戦の試合後、審判の判定に異議を唱えたことでサッカー協会から次節のベンチ入り禁止処分を言い渡されたからだ。

2012y02m23d_023612406-s.jpg
冗談じゃないYO!

試合は熾烈なプレーオフ争いを繰り広げているスウィンドン相手に序盤からゴールラッシュ。引き分け以上で優勝が決まるこの試合で5-1と今季一番の圧勝を見せた。

「今日の監督は誰だ?」

スタンドのどこかから皮肉が聞こえた。田舎特有の口汚い冗談も今は笑って受け流せる。喜んでいるのは誰よりもメッドウェイのサポーターなのだ。開幕の頃は平均で5000人前後だった観客が今は9000人近くまで膨らんでいる。それが何よりの証拠だ。

思えばブランチャードがもたらしたあの一点は本当に大きかった。

年末から5連勝で今季初めて首位に立つと、続く第27節ホームで2位クラウリーを迎え撃った首位攻防戦。前半19分に相手選手をレッド退場に追い込んでほくそ笑んだ直後、セットプレーからまさかの先制点を許してしまう。その後も圧倒的にボールを支配しながら、残った10人で守りを固めるクラウリーから得点を奪えず、迎えた後半ロスタイム。最後の1プレイで獲得したCK。これまで何度もチームを救ってきたジョー・マーティンとマキシム・ブランチャードのホットラインが炸裂!マーティンの左足から放たれた相手ゴールから逃げる軌道にファーで待ち構えていたブランチャードが頭でピタリと合わせ値千金の同点弾!

首位を奪い返す千載一遇のチャンスを逃したクラウリーは気落ちしたのか、その後失速。あっという間に勝ち点を安全圏まで広げると後はジルズの一人旅。一時期、首位を独走してタガが緩んだのか、それまで堅守を誇った守備が突如不安定になり、勝ち点を取りこぼす試合も目に付いたが、それでも27勝13分4敗の勝ち点94。2試合を残しての優勝は上出来だ。

2012y02m23d_023901093-s.jpg
熾烈な昇格争いから一抜け

しかし浮かれている暇はない。遥かなるプレミアの舞台へ、まずは最初の一歩を踏み出した。それだけのこと。本当の戦いはこれからなのだ。残り試合は起用機会の乏しかった若手とベテランを試し、上のディビジョンでも戦える可能性のある人材なのか足切りにする。またレギュラーシーズンが終わったら今のうちに英リーグ1クラブと親善試合も設けよう。今のジルズの戦力と戦術でどこまで戦えるのか、補強ポイントはどこなのか確認したい。そう、喜ぶのはサポーターの仕事。名将はいつも先を見据えている。

最後にこそばゆいニュースを一つ。今季の好成績から地元での名声も着実に上がっているようで、私を慕ってユースセレクションを受けに来る少年がいた。

2012y02m22d_031020140-s.jpg
うれしいこと言ってくれるじゃないの

初恋を叶えてやろうと将来性もないのにユース入団を許可したところ。

2012y02m23d_023822515-s.jpg
そんなとこは俺に似んでいいよ(昨日仕事サボった)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。